※IPアドレス・契約者の個人情報は当サイトでは公開しません。 法的手続きを通じて得られた事実の要約のみ記載しています。

第8回のあらすじ

  1. LINEオープンチャットの開示請求に成功
  2. 「室長」とDV主婦サクラのIPが同一と判明
  3. そのIPはタイのキャリアAISに紐づく
  4. AISに越境開示請求を実施——結果は本回

AIS開示請求——成功

調査ノート

タイのAISに対する開示請求は成功した。回線の利用に関する技術情報・接続に関する記録が開示された。

海外キャリアへの開示は、国内キャリアより手続きが重い。 それでも成功したことは、被害者側が正規の法的手続きで前進している証拠だ。

大阪の電波——3つの線が交わる

開示された情報を整理すると、次の3点が重なる。

第7回:現場の情報提供

「実際の現場は大阪のビル」——デイスマート大阪支店(新大阪)との関連。

アクセス記録

位置情報で大阪府内が最多(約60件以上)。

第9回:AIS開示

当該IPの利用において、大阪で電波を拾っていた(接続実態が大阪圏)。

所見: 情報提供・位置情報の傾向・開示請求の結果が、いずれも大阪を指す。 タイのキャリア表記と矛盾するように見えても、 実際の端末は大阪圏の基地局に接続していた—— つまり運用の実態は日本国内(大阪)にあった可能性が、技術データで裏付けられた。

別の被害者の会との一致

さらに重要なのは、横断的な確認だ。

情報提供・照合

以前、別の被害者の会から提供を受けたIP一覧に記載のあったアドレスと、今回開示請求で特定したIPが同一であることが確認された。

  • 単独の被害者の会だけの発見ではない — 複数コミュニティで同じIPが浮上している。
  • 手口の共通性 — 同じ組織・同じ運営系統が、複数のチャットで繰り返し使われている可能性。
  • 捜査・弁護士への提出価値 — 一点の偶然では説明しにくい一致。

※当サイトは他コミュニティのIP一覧を公開しません。照合結果の事実のみ記載しています。

なぜ「大きな一歩」なのか

これまでの連載は、多くが情報提供と手口整理に基づいていた。第8〜9回は違う。

  • 法的手続きの成果 — 開示請求が2段階(LINE → AIS)ともに成功。
  • サクラ演出の実証に近い事実 — 室長と主婦サクラのIP一致(第8回)。
  • 地理の特定 — 大阪接続の技術的裏付け(本回)。
  • 再現性 — 別会のIPリストとの一致。
ただし: 開示情報は捜査機関・弁護士を通じて活用するもの。 個人名の断定や私的な報復には使わない。当サイトも契約者名等の個人情報は公開しない。

次回予告 — 第10回:取引所のORIGINサーバー

チャット側の開示に続き、次は偽取引所のインフラへ。 確認された各種取引所のORIGINサーバーを特定し、 サーバー会社へ開示請求を送付した——第10回で報告する。

同じIP・同じチャットに心当たりがある方へ

開示請求の経験、別会での照合情報など、オープンチャットで共有を(IPの公開は不要です)。

オープンチャットに参加 相談窓口(188・#9110) 第8回を読む