※サーバーログの生データ・端末ID・作成者の個人名・住所等は当サイトでは公開しません。 捜査機関・弁護士への提出材料として扱い、ここでは要約のみ記載します。

第10回のあらすじ

  1. 確認された8つの偽取引所ORIGINサーバーを特定
  2. ホスティングを担うサーバー会社を突き止めた
  3. 利用者情報・ログ等の開示請求を送付——結果は本回

サーバー会社から——開示請求が成功

調査ノート

第10回で送付した開示請求に対し、サーバー会社から開示が認められた。契約者情報に加え、調査に必要な技術記録の提供があった。

第8回(LINE)→ 第9回(AIS)→ 第10回(ORIGIN特定)→ 本回(サーバー会社)と、 法的手続きはチャット運用からシステム実体へと段階的に深まっている。

サーバーログから——ファイルの入手

開示の範囲には、サーバーログに基づく記録が含まれていた。 調査側はログをたどり、サーバー上に残されていた関連ファイルの入手にも至った。

偽取引所の画面は「見せかけ」だが、サーバー側には開発・デプロイの痕跡が残る。 ログとファイルは、その痕跡を読み解くための一次資料になる。

  • アップロード・更新のタイムスタンプ
  • ファイル名・ディレクトリ構成のパターン
  • ソースや設定に埋め込まれた作成者情報(メタデータ)
  • アクセス元端末に関する技術的記録

ファイル内部の情報——作成者の特定が完了

入手したファイルの内部メタデータを解析した結果、 当該取引システムの作成者に関する特定が完了した。

所見: これまで情報提供・内部告発で「システムを構築した」と報告されてきた層( 第3回笹田龍成)と、 今回の技術資料が接続しうる手がかりが、サーバー側の記録から得られた。 ※当サイトは個人名の犯罪認定や断定は行わない。特定結果は正規窓口へ提出する。

口頭の告発だけでは揺るぎやすかった「誰が作ったか」という問いに、 サーバーに残った客観的データが応えを与え始めた。

フィンガープリント——Macの端末IDまで

ファイル解析に加え、フィンガープリント(端末・環境の識別情報)の調査も進めた。 その結果、Mac端末の端末IDに相当する識別子の特定に至った。

端末IDの意味

開発・運用に使われた物理端末を、技術的に区別する手がかり。

Macであること

開発環境がmacOS上であった可能性を示す。ログ・メタデータと相互補強。

公開の範囲

端末IDの具体の値はサイト非公開。捜査・弁護士提出用。

IP(第8〜9回)・ORIGIN(第10回)・作成者メタデータ・端末ID(本回)—— 別々のレイヤーで得た情報が、同じ人物・同じ運用系統を指し示し始めている。

なぜ「大きな一歩」なのか

  • 開示の連鎖 — LINE → AIS → サーバー会社と、手続きが実を結んできた。
  • システム側の実証 — 偽取引所は「架空の画面」ではなく、サーバー上の実体として追跡できた。
  • 作成者の特定完了 — ファイル内部の情報により、開発者層の特定が技術的に完了。
  • 端末まで届いた — フィンガープリントからMac端末ID。運用の実態に近づいた。
  • 第7回・大阪との接続 — 地理(大阪)・チャットIP・インフラ・作成者が、一本の線として整理されつつある。
ただし: 特定結果・端末ID・ログは警察・弁護士を通じて活用するもの。 個人名の公表、私的な晒し、端末IDのネット拡散は、法的手続きを損ない二次被害の原因になる。

この先——調査は続く

大きな一歩を踏み出したが、終点ではない。 作成者・端末・サーバー・全体統括サクラ統括—— これらを正規の法的手続きでどう結ぶかが、これからの課題だ。

同じ取引所名、同じ画面、同じ担当者名に心当たりがある方の情報が、 次の開示・次の照合を支える。あなたの体験が、まだ足りないピースになる。

システム・取引画面に心当たりがある方へ

ログインURL、画面キャプチャ、担当者名など、オープンチャットで共有を(公開は不要です)。

オープンチャットに参加 相談窓口(188・#9110) 第10回を読む